私はせんべいが好きだ。ケアカルチャーの主役が高齢者ならば、ヤングよりもオールド世代により支持されているせんべいは、まさにケアカルチャーの象徴といってもいい。せんべいは渋谷よりも巣鴨に似合う。
モダンなところでは、チーズアーモンド。
ほかのせんべいに比べて高いので普段は手が出ないが、正月なので奮発する。うまい!せんべいの上にチーズが乗ってさらにアーモンドが乗ったシンプルな構成、醤油の香ばしさとチーズのほんのりとした甘さ、そこにアーモンドの歯ごたえが加わり絶妙のハーモニー。
よくみると、チーズのかかり具合やアーモンドの位置がばらばら。でもこの手作り感が嬉しい(本当は工場の不具合なのかもしれない)。
食べ方も工夫次第。アーモンドチョコレートのように、頑張ってなめつづけて、最後アーモンドになったところをコリッと食べたり(そんなところに頑張る意味はミステリー)、アーモンドだけサディスティックに取り上げた2枚をチーズ面で合わせて食べたり、半分だけかじって豆の断面に黒ずみがないか観察したり、いろいろ楽しめるが、やっぱりおもむろに丸ごとボリボリ食べるのが一番おいしい。そして小袋をどんどん開けて食べ続けるのが最高の贅沢である。(入れ歯には少しこたえるかな?)
三幸製菓のブログによると、昨年20周年を迎えたロングセラーとか。http://www.sanko-seika.co.jp/blog/index.php?/archives/12-20th-AEnniverssaery.html#comments
ヒトと違って平均寿命がどんどん短くなっている嗜好品の世界ではなかなかの長寿!? 私がもう少しお金持ちになっていつでも食べられるようになるまで、存命してくださいね。
三幸製菓 チーズアーモンド
おいしさ ★★★★★
たのしさ ★★★★
おねだん★★
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