7人の命を奪ったのは | グレースケアのとんち介護教室

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時代の先端にして崖っぷち、ケアのトレンドを脱力レビュー。

長崎のグループホームで火事、認知症高齢者7人が亡くなった。

http://news.fs.biglobe.ne.jp/social/ym20060108i102.html

亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


ニュースの続報を見ていると、だんだん原因が明らかに。入所者の1人が食堂室で喫煙し、火の不始末があったらしい。ホームはそもそも禁煙。施設長は以前から本人に注意をしていた様子。

はじめは、火の不始末を見守りしきれなかった問題だと思ったけど、これ本人、わざわざ夜中に、職員の仮眠を見計らって隠れて吸っていた、のかもしれない。

長年たしなんできた方ならば、タバコくらい自由に吸って頂きたい。他の方が嫌がるなら、場所だけ決めるとか誘導で。夜勤1人時キツければ、先回りして勧めて吸ってもらうとか。「隠れて吸う」のが本人楽しみなら、「隠れて吸うのを隠れて見守る」ケアプランで対抗するとか。

喫煙について入居前の約束はどうだったのか、本人の認知症の状態は、タバコやライターの取り扱いは、他の入居者の思いは、家族の考えは、、、

建築、設備や避難体制の課題とともに、ケアの中身も気になる。今後明らかになるのを待ちたい。

でも自分のホームで火事になったら、とりあえず、誰から助けたらいいんだろう?

やっぱり歩ける人と軽くて背負える人優先か? シーツを担架に2人がかりで? ムリだ…。

 

消防署に聞くと、とりあえず逃げて、誰がどこにいるか教えてくれればいい、あとは任せてとのこと。

前に消防団にもヘルプをお願いしたが、自分たちが助け出すくらいならそりゃ大火事だ!と笑われた。(消防署の方が近い。ホームから3分)。消防団はあとから火事場を見にきてくれるだけか?


私も消防団に入ろう…。

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