お風呂で興奮、アジアのすれちがい | グレースケアのとんち介護教室

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時代の先端にして崖っぷち、ケアのトレンドを脱力レビュー。

福岡市がNPO法人アジアン・エイジング・ビジネスセンター(AABC)と連携して韓国などからの介護施設の視察受け入れ体制を整備、とのニュース。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008122701000364.html  



日本同様、少子高齢化の進む各国に役立つモデルを提供したいとのこと。



どこを見られているかというと…



「注目を集めたのは寝たきりのお年寄りを入浴させる浴槽。



約1000万円という価格に驚きの声が上がったが、担当者は『国の補助もあり、日本の施設ならどこにでもある』と説明する。



釜山市の介護施設で働く姜福姫(カン・ポッキ)さん(40)は『韓国では機械の導入が進んでいない。日本は20年先をいっており、学ぶべきところがたくさんあった』 と興奮気味に話した。」



う~む、やっぱりハードなのだろうか。



リフト浴、制度化して補助金つけて、業者にお金が流れる仕組みにした結果、どこでも当たり前のように浸透したけど、実は施設によってはもう時代遅れで、ほとんど無用の長物、次々と個浴に置き換わっている…ってところを、本当は伝えないといけない?(反面教師)





AABCでは、特養のほか、有料老人ホームやデイ、グループホームなどの見学コースを設定しているが、福岡ならむしろ宅老所の「よりあい」とか行くと面白そう。



フツーっぽくて、あんまり興奮できないかもしれないけど…。



日本のなかにも、いろいろな事業所があるし、どっちにしても評価には価値判断が入る。ただ案内されてしまうと褒めるのがお約束だから、とりあえず目につくところに感激してくれる。

(日本人も北欧に行くとつい気をつかって過剰にやってしまう)。



ホントは風呂にゆっくりつかるよりも、普段シャワー+時々アカスリ派が多い韓国。



日本(の一部)を習って20年後には、実現させているだろうか。



機械化したアカスリ。



それなら逆に結構、興奮できそうだ、ってやっぱり痛そう。

(そもそも横になってやるんだから機械化必要ないし)



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