武蔵野の成蹊大学ちかくの並木道。
雨上がりの昼下がり。
お客さま宅の帰りみち、自転車が急にガタゴト、ガタゴトと。大いに揺れる。
うっかりするとコケそうだ。
よくみると、歩道のアスファルトにところどころ亀裂が入り、
盛り上がっている
割れ目のもとを探ってみると、
木の根元にたどり着く。
めりめりと、静かな音を立てるように、堅いコンクリートを押し開き、地表全面にくまなく覆いかぶさるアスファルトを、下からはねのける、太い木の根の力。
ゆっくりと、力強く。
そんな自然の力には、上からどうキレイに整えようとしても、なかなか敵わない。
いままで見えない、隠されてきたもの、だけど本当はごく自然で、当たり前のもの。
例えば、赤ちゃんが夜泣きをするように、年をとって認知症状が出てくるように、、、
今年は、自然の力、人のありのままを覆う窮屈さに、ちょっとすき間ができますよう。
ケアのお仕事も、じわじわと地下でバイタリティを蓄えています。
ぴきぴきぴき…、何が出るかな
すき間が広がりすぎてると、やっぱり自転車乗りにくいー。